NEST OF “J”
Discography
〜音楽・楽器との触れ合い、職人としての生きざま〜
(昭和61年)1886年4月26日 長野県諏訪市で祖父が建具職人、父が石材職人の家に生まれる。
諏訪市在住時代、保育園の同級生が親子で打楽器(マリンバ)を演奏していて感動していた。
(平成10年)1998年 家庭の諸事情により小学校を転校し、叔父の住む長野県佐久市へ引っ越してくる。
(平成12年)2000年 東京に住むたった1人の従兄弟が楽器(弦楽器・サックス)を始めたことを知る。
(平成13年)2001年 中学校時代、叔父が楽器を嗜み、長野県小海市在住の叔父の友人(楽器の師匠)が多くの楽器大量所有
(ピアノ6台・気象弦楽器多数)の影響で楽器の素晴らしさを痛感し、自分自身も弦楽器を始める。(彼のおかげで数多くの
一流ブランド楽器を知り、触 れ合うことができた)
ちょうどこの頃、日本ではエリック・クラプトンが火付け役となりフォークギターブームが到来していた。
今は無き、長野県佐久穂町大字に有った楽器委託販売店のライブにて丸子町の謀楽器職人と出会う。(一緒に写真を撮った程度)
(平成15年)2003年 高校時代、軽音楽部に入部していたが、美術部の方にも再入部しながら、同級生とギターの語り合いと演奏を楽しみながら
青春時代を楽しんだ。
高校生活もあと残り丸1年となった時、就職するのか?進学するのか?という人生の岐路に立たされ、どうせ就職するなら
手に職を付け、職人として 人生を送りたいという
気持ちが芽生える。その事の顛末を、小海市の楽器の師匠に相談したところ、楽器職人を紹介され、楽器製造と職人という
職業について長野県丸子町に工房を構える、
楽器業界の大御所の鷲見英一氏の所へ、お話を伺いにいき、『職人としての厳しさ。職人として生き残る難しさ・業界の深さ』を
ご教授いただきました。
(平成17年)2005年 職人としての道の難しさ、生きていく上での生活費の捻出、家庭の事情を考え、サラリーマンとして就職。
この頃は景気も良く、念願の正社員として中小企業へ無事一発就職でき、一人前の会社員としてこのまま生きていくことを
腹に決めていた。
やはり趣味は楽器で、学生時代と違い給料を手にする様になった為、ブランド楽器を購入できるようになる。
この頃から楽器の種類や価値・木材の材種・良し悪し・用途・構造等を、ネットサーフィンや楽器の師匠とのやり取りで、
楽器に関する酷い拘り様と斜に構えた音楽業界と楽器業界への見方が身に染み付いてしまうしまうようになる。
(平成19年)2007年 自身のギターを高校時代の旧友に貸し出したところ、ズタズタにされてしまい、もう一度、丸子町の鷲見楽器工房さんへ
楽器修理の依頼をしに向かう。
この頃から頻繁に世界の“SUMIギター工房”へとちょくちょくお邪魔するようになり、お話をさせて頂きながら、
職人の技・製品へ対する拘りを知るようになる。
(平成20年)2008年 自分自身SUMIブランドに熱烈にほれ込んでしまい、所有するようになる。
(この時点で作品への執着により、職人への志は完全に絶たれていた)
(平成21年)2009年 ネットサーフィンで偶然、従兄弟の名前を入力したところ、面影がそっくりな人物を発見する。
同姓同名かと思いきやまさかの“エバラ健太”さんでした(目が点のアンビリーバボー状態)
なんと従兄弟はアンジェラ・アキさんのツアー・オープニングACTを勤めシンガーソングライターという
レジェンドリーな職業をこなしていた事を知る。
TOKYOハンドクラフトギターフェス2009にSUMI工房スタッフとしてお手伝いを経験させていただきました。(ウクレレ製作コーナー)
(平成23年)2011年 70's〜80'sフュージョン・クロスオーバー時代が最盛期だった頃の、長野県産・国産ジャパンビンテージギターの
オリジナリティーとクオリティーの 高さに強い関心を
持つようになる。独断と偏見が混ざり合いながらも、楽器市場にとって絶滅危惧的でお目にかかれないような
特殊な楽器に興味を持つようになる。
鷲見氏との全音楽器時代の繋がりと、精巧な木材加工技術が気になり、自身の両親が旧友の、
大阪が放つ世界のリコーダー最高峰“竹山木管製作所”を
工場見学させていただきました
(平成24年)2012年 会社勤め丸7年目になるある日、突如病に冒され完全にノックアウト。
人生についての意味が右も左も解らずじまいになってしまう。(とんとん拍子な人生も、いつか必ず壁にぶつかるものであると自覚する)
(平成25年)2013年 少しずつだが、何とか病状が元の状態まで回復してきた。
これまでも、そしてこれからの、世界の楽器業界ブランドと世の中の商売手段、製造に疑問を抱きつつ
職人への情熱を捨てきれずに夢を追うことを決意する。
職人集団『NEST OF “J”』を結成